当院における長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)の取り扱いについて2024.10.01
当院では開業以来一部の院外処方(希少薬や品目が重複して院内採用していないもの)を除き原則院内処方で先発品のみを取り扱っていましたが、2020年初頭より始まった新型コロナウイルス感染症に伴う景気の低迷に対する医療費の割高感を軽減するため同年4月より一部の先発品に対し有効成分、添加物、製造方法が全く同じ後発品(オーソライズド・ジェネリック:AG)を導入し対応してまいりました。
この度の診療報酬改定に伴い2024年10月より長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)をクリニック都合ではなく患者さん自身の希望で選択された場合長期収載品(先発品)と後発品での最高価格との価格差の4分の1を選定療養費(自己負担)として別途請求することが決定しました。
これは院内処方・院外処方いずれの場合にも適応となります。
当院としましても患者さんの自己負担額増額につながることは避けたいと考えていますので、今後院内採用薬の後発品への転換が進んでいく場合がありますことへのご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
【対象】
・院内処方、院外処方
・後発医薬品が市販されて5年以上経過した長期収載品、または後発医薬品への置換え率が50%以上を超える長期収載品
※注射剤も対象
※選定療養費のお支払いは、院内処方の場合は当院、院外処方の場合は調剤薬局となります。
※国や地方単独の公費負担医療制度(重度・こども・ひとり親などの医療受給者証をお持ちの方)をご利用の場合も負担の対象となります。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。